植物は食事をとらずに空気と水と光で身体をつくることができます。排泄はしません。
生物として合理、効率に叶う生き方をしています。
自身が種の時は、外の環境に合わせて呼吸を抑えながら発芽の時期を選ぶことができます。
千葉では2000年前のハスの種が発芽しました。
また、植物は様々なコミュニケーションの手段を持っているとされています。
化学信号で昆虫や哺乳類とコンタクトを取るのです。
ちなみに人間が植物から感じる新緑のにおいは、植物のSOS信号です。
例えばキャベツが青虫に食べられると、化学信号で青虫の天敵のハチを呼び寄せます。
その化学信号は新緑のにおいそのもので芝生や草を刈った後のにおいと同じものです。
生物としてハイスペックな機能を身にまとっている植物に依存する生き方をしているのが人間です。実は、地球で繁殖しているように見える人間は、植物がなくなれば生きていくことはできません。
一方で植物には致命的な弱点があります。
子孫を残すためには、昆虫に花粉を運んでもらう必要があります。生存戦略として大切な繁殖のプロセスを昆虫に依存する生き方なのです。
その弱点は植物に生き方の工夫を求めました。
植物は昆虫を惹きつけるため、注意をひくために自身のてっぺんに綺麗な花を形作ることになります。
弱点に対しての工夫は花になり華になるのです。
花が人から愛される理由はおそらくこういった部分なのだと思います。
世界に名の知られたパティシエの小山進さんは本場のフランスで修業をすることができず、独自の努力を重ねました。
世界最大のコンクールの祭典の際には、先入観にとらわれずチョコレートで「日本文化」を表現したいと考えました。
本格的な修行をすることができずに、逆境の中で経験を積んだことを自身にとって不可欠な特徴に変えています。そしてその上で生き方の勝負をしているのが言動から伝わるのです。
小山さんは
「お菓子はつくれて当たり前。何屋さんかわからないくらいの得意技やオリジナリティを持っていることが大切」
だとしばしば口にします。
知識や経験は見識に変えられるのです。
そして植物や世の成功者には共通の特徴があります。
生きることに対しての真剣さは、弱点を特徴に変えるというメッセージを持っていることです。
(当教室は外国語教室ですが、夏休みに理科の授業を行いました。参加した子供はこういった内容を学んでいます。自分はこういった構成の授業が好きなのです)
宮本
今後、問題集の出版をしたいともくろんでいます。
第一弾:「計算力を活かす算数解法」
珠算・公文通学者向けの問題集で、
解法を知らない段階で子供自身で完答まで導く取り組みができることを目的とした問題集です。
解法は類似品がなくオリジナルになりますが、基本的に計算力を要する解法になります。
線分図や面積図などとは違う独自の取り組みをみせたいと考えています。
幻冬舎の見城代表のベストセラー、「公文式算数の秘密」の内容を鑑みたら、
売れるのではないかと甘い見通しを持っています。
是非、よろしくお願いいたします!
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