「母に何とか楽をさせたい(トヨタグループ創業者豊田佐吉)」
豊田佐吉は明治時代の初期に静岡県で幼少期を過ごしました。家はすごく貧しく、母は朝から晩まで機織り(はたおり)をして働き続けました。
その母に楽をさせたいとの思いから、豊田佐吉は手織り機の改良や発明に取り組むことになりました。
発明に夢中になる佐吉は他のものが目に入らなくなりました。
我を忘れて集中しました。
共同体を大切にする農村では、孤立しながら罵られ、疎まれ、軽んじられました。
その状況に負けずに透徹した心で力織機をつくり、完成させ、
世から高く評価されることになります。
明治の始め、国がつぶれそうなときに日本の産業革命を引っ張り、日本に欠かせない人物となりました。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------
佐吉は自分の全てをもって発明に取り組む情熱を持っていました。
我を忘れて取り組みました。
「自分を忘れる」という事は、当人にとって怖いことで本人自身の力ではできません。
自分がどうあったとしても、自分の本質を知っていてくれる存在あってこその努力の仕方であり、振舞です。
多くの偉大な人達が魅せる共通の特徴は、その行動の原動力を自発的な意思ではなく、
周囲から与えられたものだと考えていることです。
明晰な頭脳は、そのことに対して適切な感謝をします。だからこそ周囲の人たちは
さらに支えて応援しようとします。
成功者が魅せる華やかさの根本は、制約と優しさなのかもしれません。
宮本
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
今後、医療現場向け実用英語クラスを水曜日20:40~22:00の時間帯で開講します。医療現場で英語を必要とされているか、今後英語の力を磨きたいと思われている医師、看護師、助産師、ソーシャルワーカー、理学療法士、管理栄養士、言語聴覚士、放射線技師、薬剤師、その他の専門職の方が対象になります。
詳細はお問い合わせください。
*三月から算数の教科書英訳本(啓林館)に教室の授業で取り組んでいきます。算数教室を併せ持った英会話教室ならではの価値を追求します。
算数は学校で学ぶ教科の中でも系統立てた内容になっており、ワンクエスチョン、ワンアンサーの構成とともにイラストや式から仮に英語表現がわからなかった場合においても、言葉の趣旨が推測可能です。
英会話を身につけるにあたり、英語で何かを学ぶというスタイルを模索していましたが、算数を英語で学ぶという事は上記スタイルとして適切だと考え、今後、算数の英訳本を併せて英会話に取り組んでいきます。
ゆくゆくは鶴亀算や算数パズルにも英語で取り組み、英語でその考え方と答えを表現できることを通過点のひとつとして、総合的な英会話の力を高いレベルで身につけることを教室の目的としたいと思います。
0コメント