意志

「母に何とか楽をさせたい(トヨタグループ創業者豊田佐吉)」


豊田佐吉は明治時代の初期に静岡県で幼少期を過ごしました。家はすごく貧しく、母は朝から晩まで機織り(はたおり)をして働き続けました。


その母に楽をさせたいとの思いから、豊田佐吉は手織り機の改良や発明に取り組むことになりました。

発明に夢中になる佐吉は他のものが目に入らなくなりました。

我を忘れて集中しました。

共同体を大切にする農村では、孤立しながら罵られ、疎まれ、軽んじられました。


その状況に負けずに透徹した心で力織機をつくり、完成させ、

世から高く評価されることになります。

明治の始め、国がつぶれそうなときに日本の産業革命を引っ張り、日本に欠かせない人物となりました。


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佐吉は自分の全てをもって発明に取り組む情熱を持っていました。

我を忘れて取り組みました。


「自分を忘れる」という事は、当人にとって怖いことで本人自身の力ではできません。

自分がどうあったとしても、自分の本質を知っていてくれる存在あってこその努力の仕方であり、振舞です。


多くの偉大な人達が魅せる共通の特徴は、その行動の原動力を自発的な意思ではなく、

周囲から与えられたものだと考えていることです。

明晰な頭脳は、そのことに対して適切な感謝をします。だからこそ周囲の人たちは

さらに支えて応援しようとします。


成功者が魅せる華やかさの根本は、制約と優しさなのかもしれません。


宮本


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