「逆境とは誇り高き人生なり(カプコン会長)」
組織のトップにいる多くの人間は権威によって相手をコントロールしようとします。
一方で優れた人間はコミュニケーションと行動によって周囲の人の行動に
影響を与えます。
そしてユーモアのセンスがあり、「明るさ」があり、発光体として方向を示唆します。
精神科医で心理学者のフランクルはこの世でこれほどひどい環境はないというナチスの
強制収容所での体験を文学作品にしました。
その地獄で生き残ったのは、屈強で壮健な人間ではなくユーモアを解する人間でした。
(参考:夜と霧)
ユーモアを成立させるには、物事を客観的にみられる頭の良さ、物事の特徴を掴む観察眼、
多彩な知識、人を元気づけられる優しさ、必要なものがいろいろあります。
ただ、最も根本的で大切なものとして苦労した経験がある事だと思います。
その中で楽しさを見つける工夫と努力がおそらくユーモアになるのです。
明石家さんまさんは母親を3歳の時に亡くしています。
継母には受け入れられずに育ちました。部屋でコミュニケーションもなく時間を過ごすこと
も多かったようです。
自分が子供の時に手放した笑顔の種類のいくつかを周囲にプレゼントしているのが、
今の姿です。
その感性の中には、周りを圧倒できる「チカラ」があります。
磨かれた強い人間になるためにユーモアが必要不可欠であるとすれば、
逆境におかれる苦しい経験は、価値があるものに変えられるのです。
苦しい経験の中で磨かれた人柄や言動が「魅力」といわれるチカラなのだと思います。
「ユーモアの源泉は歓びにあるのではなく、悲しみにある(マークトウェイン)」
(参考:http://gennai365.xsrv.jp/post-929/)
*2019年1月以降、英語以外の外国語講座を開講いたします。また、通訳・翻訳業務、法人向け講座などを構築します。(フランス語、韓国語、中国語を現時点で予定しています。他、ドイツ語、スペイン語の開講を準備しています)
今後は、世界の国の文化や価値観、人生観、死生観をブログに載せていく予定です。
語学教室としてのみではなく、社会性のある情報発信ができる三鷹のコミュニティになることができればと思います。
外語センター三鷹代表
KAI算数教室主宰
宮本
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